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プジョー相模原 スタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます
今回のテーマは「テニス全仏オープン」です!
パリの16区、ポルト・ドートゥイユは、普段は静かでゆったりとした時間の流れる地区です
しかし、この全仏オープンの際は人々の熱気や活気にあふれた場所になるのです
全仏オープンは、テニスの4大国際大会の1つに数えられている大会です
ローラン・ギャロス競技場で開催されるため、ローラン・ギャロス・トーナントという名前で呼ばれることもあるそうですよ
このローラン・ギャロスというのは、地中海横断飛行を成功させた、飛行士ローラン・ギャロスからつけられた名前です
元々この土地を所有していたスタッド・フランセが、この名前を付けることを条件に土地を譲ったんだそうです
土地を譲られたフランス・テニス連盟は、その約束通り、ローラン・ギャロスの名前をつけたのですね
そんなローラン・ギャロス競技場は、クレーコートを利用することで有名です
クレーコートというのは、地面が赤土でできたコートで、ボールが良く弾みます
そのためクレーコートでの試合に慣れてない選手は実力を発揮しづらいようで、大番狂わせも多いのです
また、コートに屋根がないため、雨天順延になってしまったこともあるようです
屋根は、2020年に設置されるので、もう少しで雨でもテニスが楽しめるようになりますね
世界中からテニス選手が集まる大会ですが、フランスでの開催のため、観客はやはりフランス人が多くなります
そのため、アウェイの選手は技術だけでなく、高い精神力も必要になるのです
様々な要素が、勝敗を決めるんですね
そうやって勝ち残った選手が、優勝カップを手にすることができます
男子のカップはムスクテール・カップ、女子のカップはスザンヌ・ランラン・カップと呼ばれています
普段は本部にきっちりと保管されていて、表彰式のときだけ外に出されます
優勝者だけがそのカップに触れることができるのですが、持って帰るカップはオリジナルのものより一回り小さなレプリカなんだそうです
代々の優勝選手が同じカップを手にするなんて、素敵ですよね
この大会が、これほどまでに有名となった影には、4人の選手の活躍がありました
「四銃士」と呼ばれた選手はいずれもフランス人です
彼らが当時フランスの宿敵であったアメリカを破り、優勝を手にしたことで、大会が大いに盛り上がり、成長していったのです
全仏オープンの期間中は、パリも大いに盛り上がります
有名セレブもテニス観戦に訪れ、ブランドの看板が立ち並びます
フランスではテニスの大会であっても、とても華やかになるんですね
2019年には、新しいコートの建設も予定されています
さらに盛り上がりを見せそうですね!
※画像は「フランス観光開発機構」様より転載させていただきました