こんにちは
プジョー相模原 スタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます
今回のテーマはフランスの年越し事情です
フランスの年越しは日本とは少し違います
日本のようなまったりとしたお正月ではなく、クリスマスの最終日のような扱いなんです
そのため、1月1日はどこもお休みですが、2日からはいつも通りの営業に戻っているようですよ
日本のお正月は実家に帰り、家族や親戚と集まって過ごしますよね
フランスでそれをやるのはクリスマスで、年越しは友達や恋人とパーティーを開くのです
大晦日から元日にかけて、歌ったり踊ったりお喋りしたりと、楽しく過ごすようですよ!
フランスの中心地であるパリのシャンゼリゼ通りやエッフェル塔では、年越しイベントが行われます
毎年とっても賑わっていて、楽しそうなんです!
大晦日の22:30にもなれば、ぞろぞろと沢山の人が集まってきます
しかし、現地にお手洗いはないので、年明けをパリで過ごす予定の方は、前もって済ませておくことをおすすめします!
また、人が集まり賑やかになる場所には、いい人ばかりでなく、悪い人も訪れます
年明けの人混みの中でのスリが非常に多くなっているので、年明け早々嫌な思いをしないように気をつけましょうね!
フランス人は良くも悪くも適当なのが国民性です
ニューヨークの年明けのようにきっちりとカウントダウンをしてお祝いと言うより、お喋りに夢中になっていたらいつの間にか年が明けていたと言うことも多いそうですよ
こっちのグループで年明けを祝っていると思ったら、隣のグループではまだカウントダウンをしているなど、なんともふわっとしているんです
だからと言って、年明け行事を蔑ろにしているわけではありません
年明けパーティーはとっても盛り上がり、きっと日本では味わうことのできない年明けを経験することができますよ!
この日のために新しいドレスやファッションアイテムを揃える女性も多いようです
特別な日には特に念入りにオシャレを楽しむんですね!
最近ではお正月に晴れ着を着る人も少なくなってきましたが、少し日本にも通じるものを感じます
フランスでの新年の挨拶は「ボン ナネ」と言います
フランスでは仲間内だけでなく、知らない人にも「ボン ナネ」と声をかけてくれるようです
しかしそれだけではありません
「ボン ナネ」の挨拶と共に、ほっぺにビズを行うことが多いのです
ビズとは、頬と頬を当てて、ちゅっと音を鳴らす行為のことです
映画やドラマでは見たことがあるのではないでしょうか
仲のいい人にする行為なので、普段フランスへ観光に訪れてもビズを経験することはなかなかないと思いますが、年明けとなると話は別です
その瞬間、たまたま隣にいるのが知らない人であってもビズをすることになるのです
少し抵抗もありますが、せっかくなのでこの時ばかりは現地の文化に染まってみてもいいかもしれませんよ!
日本のお正月も大好きですが、フランスの賑やかな年越しも素敵ですね
たまには違う国の年越しを経験してみるのもいいかもしれません
※画像は「フランス観光開発機構」様より転載させていただきました